Linux 管理者ユーザーと一般ユーザー
Linuxでは、通常の作業は一般ユーザーで行い、管理者権限が必要なときのみrootユーザーで作業する。
現在作業をしているのが一般かルートどちらなのかは、プロンプトを見ればわかります。
rootユーザーのプロンプト▼
[centuser@centos7 ~]#
一般ユーザーのプロンプト▼
[root@centos7 ~]$
rootユーザーの場合は、プロンプトの末尾が「#」。
一般ユーザーの場合は、プロンプトの末尾が「$」です。
ログイン中にユーザーを切り替える
suコマンドを使うと、ログイン中に別のユーザーに切り替えることができます。
#suコマンド [centuser@centos7 ~]$ su - ユーザー名
ユーザー名を省略するとrootユーザーになります。
exitで元のユーザーに戻せます。
[centuser@centos7 ~]$ su パスワード: [root@centos7]# exit exit [centuser@centos7 ~]$
オプション「-」を指定すると、新規ログインしたのと同じ状態になります。
以下の例だと、カレントディレクトリがrootユーザーのホームディレクトリになります。
[centuser@centos7 ~]$ su - パスワード: 最終ログイン: 2020/05/27 (水) 20:52:47 JST日時 pts/1 [root@centos7 ~]# pwd /root [root@centos7 ~]#